テニス初心者向けガイド
ここでは、テニス初心者が疑問に感じる点を、ひとつずつわかりやすく丁寧に答えてみました。
是非参考にしてください。
テニスを始めたいけどどこでできるの?
テニスを始める場合、スクールやサークル、レンタルコートや壁打ちなどから選ぶことができる。
初心者の場合にはやはりテニススクールがオススメ。
サークルやレンタルコートでプレイする場合、経験者がほとんどのため、初心者ではついていけない事が多い。
特にサークルはコミュニティ要素が強いので一元で入るには非常にハードルが高い。
壁打ちは純粋な練習手段としてスクールと併用するととても効果的。
テニススクールを選ぶには様々なポイントがあるが、体験レッスンは必ず受けた方が良いだろう。
テニスのルール
テニスのポイントの数え方は4ポイントを先取した方が1ゲーム獲得。ですが、40-40になった場合はデュースと言いそこから先に2ポイント連取した方がゲーム獲得となります。
2ゲーム差をつけた状態で合計6ゲームを取った方が1セットを奪取したことになる。
プロの試合は3セットマッチが多く、最終的には2セット取った方がマッチ(試合)の勝者となる。
一般的な草大会などは1セットマッチの8ゲーム先取など、大会によって色んなルールがあるので良く確認しましょう。
ラケットの握り方
ラケットの握り方は4種類あります。
- コンチネンタルグリップ
ラケット面が地面と垂直になる握り方で包丁を握るイメージが近い。主にはサーブやボレーなどを打つ時の握り方。 - イースタングリップ
左手でラケットを持ってから反対側のラケット面に右手を添えて、そのままグリップの位置まで移動する握り方。初心者にも打ちやすい握り方。 - セミウエスタングリップ
ラケット面が右下向きの斜め45度になるように握る。イースタンとウエスタンの中間。最近はこの握り方が主流。 - ウエスタングリップ
ラケットを地面に置いた状態で真上から握る形である。強力なトップスピンを打つ人の握り方。
サーブの打ち方
基本的なサーブとしては3種類あり、フラットサーブ、スピンサーブ、スライスサーブ。主にはスピードの強弱やスピン(回転)量を変えてサーブを打ち分ける。
- フラットサーブ
フラットサーブは回転量が少なく、直線的でスピード重視のサーブ。ファーストサーブに打つのが基本。直線的な分ネットやフォルトになりやすい。 - スライスサーブ
スライスサーブは横回転のかかったサーブ。球がコートについてからバウンドが低く切れていきます。回転がかかっているためネットやフォルトしにくい。 - スピンサーブ
スピンサーブは縦回転のかかったサーブ。縦回転なので球がコートについてから大きく跳ねます。スライスサーブとは逆右方に跳ねていきます。
バックハンドの打ち方
利き手と逆側のボールを打つ時に使うバックハンドは、片手打ちと両手打ちがある。
両手打ちは力強い打球を打つ時におすすめの打ち方で割と一般的で叩きつけるようなフラットとこすり上げるように打つスピンの2種類がある。
片手バックハンドは今となっては少ないが、海外のTOP選手には多くいる。代表的な選手はロジャーフェデラーやリシャール・ガスケ、ドミニク・ティームなど…。
ボレーの打ち方
ボレーは身体の斜め前でボールに当てるようにするのがコツだ。
振り抜くタイプの「ドライブボレー」や、やわらかく軽めに相手コートに落とす「ドロップボレー」がある。
ボレーを打つ際のグリップの握り方はコンチネンタルグリップ。
大人がテニスを始めるには
学生や若い時代は部活やサークルなどテニスを始める環境は沢山あったが、30歳を超えると中々その環境にも出会えない。そういった人にはテニススクールが最適だろう。
テニススクールは何といっても同じレベルで分けてくれるので、近いレベルでプレイ出来るし同じ悩みを持っていたりする人が多いのでコミュニケーションも取りやすい。
是非とも近くのテニススクールで体験レッスンを受けてみよう。
エリア別スクール一覧
テニススクールは、老若男女すべての人に門戸が開かれている。テニススクールに通う時間が捻出できるようなら、大人が通うことは充分可能だ。
何が必要?どんな服装?
健康な体とテニスをやってみたいという気持ち、月謝が支払える経済力があれば誰でも今日から始められる。
ラケットやシューズは後から揃えれば全く問題ない。
逆に知識が浅いうちに買い物をして失敗する事もあるのでまずはスクールに足を運んでみよう。
服装は動きやすい服装であれば問題ない。
テニススクールの服装ってどんな?
まとめ
テニスは老若男女幅広く出来るスポーツなので、さまざまなプレイスタイルがあります。
もちろん運動不足の解消などには申し分ないし、ハマっていけば草大会なども沢山あるので試合などに出て真剣にプレイする事も出来る。
学生の頃に一度もテニスをしていない人には中々とっつきにくい部分もあるが、その小さなハードルさえクリアしてしまえば生涯楽しめるスポーツになるので是非ともトライしてほしい。