テニスとバドミントンってほとんど同じ?
テニスとバドミントンはラケットを使う競技なので似ている部分はあります。ラケットを使う種目というと2つともメジャーな競技ですね。
テニスとバドミントンの共通点としては以下の3つです。
・ラケットを使用する競技である
・ネット越しでプレーする
・シングルス、ダブルスの試合がある
この共通点から「似ている」と思ってしまいますよね。
実は、テニスとバトミントンは全く違う競技です。
テニスとバドミントンはむしろ、相違点の方が多い
テニスとバドミントンは一見すると「似たスポーツ」なのですが、実際のプレー感は全く異なります。
特徴的な違いとしては以下の通りです。
それでは一つずつ解説していきましょう。
ラリーのスピード感
バドミントンはテニスよりラリーのスピード感があります。
シャトルやラケットが軽量ということもあり、打球の初速が球技の中でも最速。スマッシュの速度は最速で時速400kmにも達します。
そのため、動体視力や無駄のないフットワークが必要なスポーツです。
一方テニスはプロのサーブでも180kmほどの速度でバドミントンに比べれば遅いですが、回転をかけたり、スピード感を保ちつつコートに入れる技術が必要です。
ラケットの振り方
硬式テニスは、体全体を使ってラケットを大きく振る必要があります。テニスボールの空気抵抗もあるため、フルスイングで回転をかける技術が使われています。
一方バドミントンは、ラケットもシャトルも軽いためコンパクトな振り方です。
それも、バドミントンのスピード感のある試合についていくためです。
スマッシュ時のフォームは似ているように見えますが、手首の使い方やインパクト時の力の入れ方は全く違うものです。